朴訥な革屋が
目指す
ものづくり
製作の概念
浅草の革作家曽田耕さんの「材は在るもの技術は身の丈」の言葉に感銘を受け自らも「端革」「廃棄される」「在るもの、容易に手に入れられる物」で「ものづくり」を行います。
その時々で同じ材料調達を永遠にできる保証はこの世にないことからその矛盾を逆手にとり「朴訥な革屋」の製品は
定番品でもオーダー品と同じように「唯一無二」に成らざるおえないのです。これが最大の特徴です。
製作の理念
朴訥な革屋では製品製作においては革や部品の発注、型起こし、裁断、成型、縫製を仕上げ全て一人で行います。自ずとできる数量も限られています。
そんな時に「誰も作らないもの」と「作りやすさ」
矛盾を目指すことにハッと気づき行き着きました。
だからこそ「より簡単に、より楽しく、より良く」と考えます。
どんなに良いものでも作り手が疲弊してしまっては
お客様に伝わると思います、製品に触れても、接客を通しても
「自分のできることは知れている
だけど自分にしかできないこともある」
日々「なぜこうでないといけないのか?」「これなら面白い」
「あえてこうしよう」と既成概念に囚われずの
製作の根本的見直しを繰り返す何度も何回も
同時にだからこそ
作り手の自分が「より楽しく作業をおこなう」
「より気持ちよく作業をおこなう」
これこそとても重要な「継続する」
1番のポイントと考えています。
「できない事をしかめっ面でやる」のではなく、
「できることを楽しんでやる」
その積み重ねから唯一無二をつくり出していくこと
これこそ自分の人生もその製品に共感してくださるお客様
に「朴訥な革屋」が提案お届けする製作の理念であります。
その愚直で不器用なものづくり、生き方そのものが
「朴訥」たる所以であります。